Terry Winograd
テリー・ウィノグラード(1946-)
https://gyazo.com/5955c672009f02d473d14966a0bf72ba
アメリカの計算機科学者。自然言語についての研究により人工知能の分野で知られる。
1970年、ウィノグラードはSHRDLUというプロジェクトを完成させた。彼はかつて、この自然言語を「理解」する能力を備えたこの人工知能は、「バージョンアップ」したり、常識やルールを蓄積したりすれば、人間のような多様で複雑な日常業務を処理できると信じた。しかし、ウィノグラードは当時、サールなどの哲学者とよく話し合って、議論を通して人工知能の哲学的基盤に対する偏見を変えた。彼はついに「人間とコンピュータの相互関係」の研究に移った。 1980年代初期には、「社会責任を考えるコンピュータ専門家の会」の創設者の一人となり、全国代表となった。この会は、核兵器、戦略防衛構想、その他、計算機科学の分野での科学者の集まりである。
1990年代初期には、早期のグループウェアについての研究を行なった。彼らのアプローチは、「行動のための会話」 (conversation-for-action) 解析に基づくものであり、これは現象学に基づいた新しい設計思想をもたらした。
近年は、共同コンピューティングの研究を続く、スタンフォードで人間とコンピュータの相互関係の講義とセミナーを担当している。
Wikipedia